中国系俳優が扮する人物に「ステレオタイプ」の指摘 公開直前の米映画「プラダを着た悪魔2」、アジア人差別の批判も

「有能さを示すコメディで差別ではない」との声も

   日本でも、4月22日になって、映画のクリップ映像がX上で相次いで取り上げられるようになった。アジア人差別ではないかとの指摘が出て、大きな話題になっている。

   様々な意見が書き込まれており、「アジア系に対する根深い差別意識の証左」「結構愉しみにしてた映画なのに醒めるな」「黒人この扱いしたら大炎上だろうに...」などと批判的な声は多かった。

   その一方で、「有能さを示すコメディで差別ではない」「実際このタイプのアジア人多い」などと理解する声も出ており、中国系俳優扮する女性について、「映画の後半で彼女は大化けするのでは」との見方もあった。

   今回の映画は、06年に公開されて旋風を巻き起こした前作「プラダを着た悪魔」の続編に当たる。前作の鬼編集長とアンディが、雑誌存続の危機に再びタッグを組み、ファッション業界に大旋風を巻き起こす、というストーリーだ。アンディ役をまた務める米俳優のアン・ハサウェイさん(43)は映画公開前、米誌「ピープル」が「世界で最も美しい女性」に選出している。

   そのアンディのアシスタント役をしたのが、アメリカ人の中国系俳優だ。この俳優は、自らのインスタグラムなどで映画公開を盛んにアピールしている。今回の騒動については、まだ何も触れていない模様だ。

   騒ぎの渦中にあっても、映画は、日本でも予定通り公開されるのだろうか。こうした点について、J-CASTニュースでは、映画の公式サイトを運営するウォルト・ディズニー・ジャパン(東京都港区)に取材を申し込んでいる。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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