クマの生態を20年以上研究している岩手大学農学部准教授の山内貴義さんが2026年4月29日放送の「newszero」(日本テレビ系)に出演、街中にいてもクマに遭遇する機会は非常に多くなっていると警鐘を鳴らした。ほとんどのクマは基本的に山にいるがMCの藤井貴彦さんは岩手県を例にとり、生息しているクマの数を聞く。「4000頭弱くらいいる」と山内さんは答え、この4000頭のクマはすでに冬眠から目覚めているという。藤井さんは驚いて、「4000頭全部が目覚めている?4000頭がこのあと、市街地に出てくると思って生活していたほうがいいのか」と聞いた。山内さんは「ほとんどのクマは基本的に山にいる、一部の個体が人里に依存してしまっている。その中のさらに一部が街中を徘徊している」と説明した。注意「登山はクマの生息地に入ることになる」では、住民は何に気をつけて暮らせばいいのか。「今の状況であれば、街中でクマに遭遇する機会は非常に高い。常に頭の片隅にクマのことを考えながら行動してほしい。行政がリアルタイムで出している出没情報をよく見て、自分のいるところが安全なのかを確認してほしい」と山内さんは話す。ゴールデンウイーク中の帰省や、観光に出かけた時の注意も必要だ。「イベント会場でもクマ対策をしているので、まずは関係者の指示に従うということ、山に入る場合はクマの生息地に入ることになるので、万全な装備をして行動してほしい」と注意を促した。これは岩手県の例だが、クマの出没は他の地域にも広がっている。同じような注意が必要だ。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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