井上尚弥の次戦「選択肢は5つ」 ボクシング関係者が「本命」とする選手よりも対戦確率が高いとされた相手

   米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」(ウェブ版)が2026年5月2日、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33)の次戦対戦候補を検証し、5選手をピックアップした。

  • パンチを打ち込む井上(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    パンチを打ち込む井上(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 井上に惜敗の中谷選手(本人インスタグラムより)
    井上に惜敗の中谷選手(本人インスタグラムより)
  • パンチを打ち込む井上(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 井上に惜敗の中谷選手(本人インスタグラムより)

「もし堤が階級を上げれば、そこにストーリー展開が生まれるだろう」

   井上は2日に東京ドームで4団体王座の防衛戦を行い、挑戦者・中谷潤人(M・T、28)に3-0の判定で勝利した。

   試合は、井上が初回からプレッシャーを強め主導権を握り、4回まで支配。一方の中谷は、8回にペースをつかむと、攻撃的なボクシングで盛り返した。

   両者ダウンシーンはなく、勝負は判定に。ジャッジ2人が、116-112の4ポイント差。残り1人が115-113の2ポイント差で井上を支持した。

   世界3階級制覇王者の中谷を下し、ドリームマッチを制した井上。次戦に関して井上は、スポーツ紙の報道によると、「少し休んでから、大橋会長、父と今後の対戦相手を決めたい」と語り、明言は避けたという。

   「モンスター」の次戦は、ボクシングの本場・米国でも大きな注目を集めている。ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」は、次戦に関して「33歳のイノウエにとって考えられる選択肢は5つある」とし、候補者の名を挙げた。

   5人のうち、対戦確率が最も低かったのが、WBA世界バンタム級王者・堤聖也(角海老宝石、30)だ。記事では「もし、堤がスーパーバンタム級に階級を上げることになれば、そこにはストーリー展開が生まれるだろう」とした。

「フェザー級王座に挑戦すれば、さらに歴史に名を刻むことになる」

   次は、元スーパーバンタム級世界1位のサム・グッドマン(オーストラリア、27)で、対戦確率は10%と予想。グッドマンは24年12月に井上に挑戦する予定だったが、練習中に左目上をカットした影響で試合が中止となった。

   対戦確率20%としたのは、IBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米国、31)対ライース・アリーム(米国、35)戦の勝者。試合は5月9日に行われる予定で、記事では「イノウエが、王者レオと挑戦者アリームの勝者に挑戦することになれば、さらに歴史に名を刻むことになるだろう」とした。

   ボクシング関係者の中で「本命」とされるスーパーフライ級3団体統一王者ジェシー・ロドリゲス(米国、26)との対戦確率は30%だ。6月13日に1階級上のWBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガス(米国、29)に挑戦する予定で、これに勝利すれば、井上との対戦が見えてくる。

   最も対戦確率が高かったのが、中谷だ。同メディアは50%とし、 「井上戦はファンが期待していたほどエキサイティングではなかったかもしれないが、質の高い試合だった。次の対戦が実現するかどうかはまだ断言できないが、選手とチーム間の明らかな敬意、そして試合が終盤に白熱した展開を見せたことを考えると、実現は容易だろう」 との見解を示した。

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