ザ・ビートルズが1966年に来日公演してから60年。これを記念する様々なイベントが行われているが、2026年5月1日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)では、メンバーのリンゴ・スター(85)のインタビューを放送した。リンゴの歌を聞いたMCの大下容子さんが思わず「こんなに歌が上手だったとは思わなかった」と言ってしまうほど、感動していた。
リンゴ、アルコールや違法薬物に溺れた苦悩の日々を話す
インタビューでは、来日公演の思い出やプレッシャーからアルコールや違法薬物に溺れた苦悩の日々、ジョン・レノンの暗殺などを話した。様々な経験と時代を経ながら、今も精力的に音楽活動を続けている。4月にも新しいアルバムを発売した。じっとしていないで動き続けることや、ブロッコリーやブルーベリーを食べることなど健康の秘訣の一端を明かした。「全体的にみればとてもいい人生だった」と振り返る。
大下容子さんは「ごめんなさい、こんな大スターに失礼ですが、こんなに歌が上手だなんて思わなかった。4人ともボーカリストですからね」と、改めて歌のすばらしさに恐縮していた。
大スターなのに「1個のものを大事にする気持」
デーブスペクターさんのビートルズの印象。
「10年ほどで解散したけど、自分たちのコンサートをやると、周りがうるさくて自分たち(の音が)聞こえない。今は技術が発達して聞こえるようになった。キャーキャーうるさくて、ミュージシャンとしてあまりやりがいはなかったそうだ。ただ、彼らは社会を変えた、音楽を変えた、イギリスの立ち位置を変えた」
脳科学者の中野信子さんはビートルズに学んだことがあるという。
「実は紫のシャツが気になって、この色使いにドキッとした。けど、なんと物持ちのいいことよ、ですよ。大スターだから次々買えるのに、そういう1個のものを大事にする気持ちのある人がこういう活躍をするんだなと思った」
来日から60年経っても、ビートルズの印象は多くの人に残っている。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)