新幹線で5時間以上閉じ込められる事態に...「あとどれくらい?」逃げ場がなく、こんなにも心が削られるとは

   電車や新幹線では、天候の影響による運行トラブルがたびたび発生している。

   とくに台風や大雨の際には、安全確保のために長時間運転が見合わせとなるケースもあり、車内で足止めされる乗客の負担は小さくない。

   会社員の斉藤健一さん(仮名・50代)は、東京出張の帰り、新幹線の車内で長時間足止めされる事態を経験した。

  • 新幹線が5時間以上ストップした経験談とは(写真はイメージ)
    新幹線が5時間以上ストップした経験談とは(写真はイメージ)
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台風の影響で新幹線が停車...見通し立たず車内に閉じ込められる

   斉藤さんは昼前に東京駅を出発し、京都駅へ向かっていた。出張も無事に終わり、あとは帰るだけという状況だった。

「いつも通り、数時間で京都に着くと思っていました」

   しかし移動中、台風の影響で天候が急激に悪化し、静岡県の三島付近で新幹線が停車した。

   「少し待てば動くだろう」と考えていたが、車内アナウンスが入るたびに、運転再開の見通しが立っていないことが伝えられたという。

「アナウンスを聞くたびに、不安が募りましたね」

   指定席に座れてはいたものの、長時間「その場」から動けない状況は想像以上にこたえた。周囲を見渡すと、運行情報をスマートフォンで何度も確認する人や、家族と職場に連絡を入れる人の姿が目立った。

「みんなが落ち着かない様子で、疲れた表情をしていました」

   斉藤さんも会社に連絡をしたが、いつ到着できるのか分からない状態が続き、説明しながら気持ちが重くなっていったという。

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