「退職代行があれば、カギはちゃんと返せよと言える」
たけしさんは「俺のところに若い衆がいっぱいいたけれど、直接俺に会って辞めたいと言った人間は一人もいない。いつの間にかいなくなっている。辞めますとは言えないんだよ」と話す。周囲から驚きの声があがるなか、たけしさんの話に賛同したのが元女子プロレスラーの北斗晶さんだ。
「この退職代行というのは、一社会人としてどうなのかなと思うところはあるが、今たけしさんが言われたように、プロレス界も飛んじゃうやつがいるんですよ。飛ぶと言うんですけど、夜逃げですよね。その場合、寮のカギとか道場のカギとか、そのまま持っていなくなっちゃって連絡がつかない。それで考えると退職代行があればカギはちゃんと返せよと言えるじゃないですか」と話す。
「誰か頼んでやってくれるほうがありがたいよね」とたけしさんも同意する。お笑い界もプロレス界も普通の会社よりも濃密な師弟関係があるだろうが、「飛ぶ」よりは退職代行で今までの感謝を伝えて辞めた方がまだいいのか。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)