中道改革連合の枝野幸男前衆院議員が2026年5月7日、同党による「旧宮家養子案容認へ」との報道をめぐり、Xで困惑を明かした。「嘘ですよね? 間違いですよね?」中道改革連合は同日、国会内で「安定的な皇位継承に関する検討本部」を開催した。複数報道によると、近く、皇族が旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案を認める方針だという。枝野氏は、時事通信による「中道、旧宮家養子案容認へ 皇族数確保策巡り」との記事を引用し、「嘘ですよね? 間違いですよね?」と困惑をつづった。一般ユーザーによる「女性皇族身分保持が優先みたいです。でも養子案はやってほしくないな」とのリプライを受け、「万が一にも、天皇制を破壊しかねない旧皇族養子案を認めるなら、お付き合いは仕切れません」ともしている。「私にも受け入れることができる中身となることを期待」続く投稿では、「皇位継承問題に対する中道改革連合の議論状況は、内部情報も調べましたが、今日時点で旧宮家養子容認の方向に傾いているのは間違いない一方で、最終決定ではありません」と説明。その上で、「残念ながら私は今、現職ではなく意思決定に直接関与できる立場ではありません。水面下の働きかけはできるものの、本質的には決定を受け入れるか否かを自己責任で判断するだけです」と自身の立場に言及した。批判の声が相次いでいることについて、「ただ、短時間でネット上でも多くの疑問の声があがっています。最終決定までにさらに議論が深められ、私にも受け入れることができる中身となることを期待しています」としている。蓮舫氏「私も戸惑っています」、藤原氏「私は履歴書を汚した」皇位継承をめぐっては、「ちなみに、皇位継承と皇室制度、すなわち誰が皇位を継承するのかは象徴天皇制という日本国憲法の規律する根幹であり、我が国統治構造の基本中の基本をなすものです。形式は皇室典範という法律によって規律されていても、実質的意味の憲法、しかも最重要の規定の一つに他なりません」とした枝野氏。「この点についての意見の相違は、足して2で割ったり、他の大義のために妥協したりできるものでも、するべきものでもありません」と持論をつづっている。立憲民主党の蓮舫参院議員も、枝野氏の投稿を引用し「私も戸惑っています」と反応。「立憲民主党所属の国会議員として、中道の政策決定に携わっていないので、どのような議論、決定に至る過程かはわかりません」とした上で、「『日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く』長く長く皇族を離れ、今の皇室典範で禁止される養子を認めることが『国民の総意』と私には見えないのです」と困惑を明かした。中道から衆院選に出馬し、落乱した藤原規真(のりまさ)前衆院議員は、朝日新聞による報道を引用し「私は先月までこの不敬な政党に所属した。私は履歴書を汚した」と怒りをあらわにしている。
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