クルーズ船ハンタウイルス集団感染問題について、2026年5月9日放送の「サタデーSTATION」(テレビ朝日系)は新たに2人が感染の疑いがあると報じた。クルーズ船受け入れを表明しているスペイン・テネリフェ島では地元住民によるデモが起きるなど、影響は日増しに広がっている。「アルゼンチン国内の感染者死者は前年の倍になっている」番組はオランダ国籍の夫婦とドイツ国籍の女性3人が死亡、ほかに5人が感染の疑いがあるとされていたと説明した。今回わかった感染疑いの一人は、クルーズ船の乗客ではなく、死亡したオランダ人女性と同じ飛行機に搭乗していたという。ジャーナリストの柳澤秀夫さんはアルゼンチン保健省のデータを示しながら「この感染がどこで起きたのかわかっていないが、ハンタウイルスはこの1年でアルゼンチン国内の感染者数が101人、死者数が32人となっている。死者は前年の倍になっている。こういった現実があってWHOもこれは風土病だとの認識を示している」と話した。柳沢氏「アフリカでウイルス感染症にかかり、入院した経験がある」さらに「感染症はアルゼンチンに限ったことではない」として、海外で注意しなければいけない感染症を示す。「たとえばマラリアはアジアでもアフリカでも中南米でもある。世界中にいろんな感染症が広がっている。これを考えると我々、今の時代、海外旅行に行く機会も多い。旅先がどういう状況になっているのか衛生状況がどうなっているのかどんな準備が必要なのか、しっかり事前に調べておく必要がある」と話す。柳澤さんは自身がアフリカでウイルス感染症にかかり、入院した経験があると話した。「感染地域に入る前に薬を飲み、離れた後も飲まなければいけない」と話し、感染症の恐ろしさを強調した。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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