大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する韓国出身キム・ヘソン内野手(27)が、守備での不安を露呈し、地元メディアが危機感を示している。
「大リーグではめったに見られない悪送球を犯した」
ドジャースは2026年5月10日、本拠地ドジャー・スタジアムでアトランタ・ブレーブスと対戦し、キムは「8番・ショート」でスタメン出場した。
この日、キムは3打数無安打1四球1三振と、打撃で振るわなかった。
守備では、5点ビハインドの3回に失策を記録した。無死走者なしの場面で、平凡なショートゴロを処理した際、1塁に悪送球した。
その後、1塁走者が盗塁に成功し、2死2塁のピンチとなったが、先発ブレーク・スネル投手(33)が後続を三振に仕留め無失点で切り抜けた。
この日は攻守にわたり精彩を欠いたキム。複数の韓国メディアが、キムのパフォーマンスを速報した。
「スターニュース」(ウェブ版)は、「まさか、キム・ヘソン『衝撃の悪送球』→米現地中継陣から激しい酷評『これまでこんなシーンを見たことがない』」とのタイトルで記事化した。
記事では「ユーティリティプレーヤーのキム・ヘソンが、大リーグではめったに見られない悪送球を犯した。平凡な状況でサイドスローを試みたが、それが大きく外れてしまったのだ。米現地の中継陣も酷評した」と報じた。
同メディアによると、この日、ブレーブス戦を中継した「スポーツネットLA」の解説陣が、キムの悪送球について「平凡であるべきプレーが、遊撃手の失策に変わった。これまでこんな場面は見たことがない」と酷評したという。
「守備の安定感は依然として課題として残っている」
米国2年目のキムは、今季マイナーリーグで開幕を迎えた。早期大リーグ昇格を目指す中、ムーキー・ベッツ内野手(33)が右脇腹を痛め負傷者リスト入りしたのに伴い、4月6日に大リーグに昇格した。
ここまで、ベッツの代役としてプレーしてきたが、米メディアによると、ベッツは12日(日本時間)のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で復帰する見通しだという。ベッツの戦線復帰にあたり、キムとアレックス・フリーランド内野手(24)がマイナー降格の候補となっている。
厳しい立場の中での悪送球。「OSEN」(ウェブ版)は、「ベッツが復帰するのに失策とは...MLB残留をかけたキム・ヘソン、守備の不安はどうなるのか」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「この日は、何よりも守備での不安が目立った」と指摘し、こう続けた。
「キム・ヘソンは、打撃で競争力を示しているが、守備の安定感は依然として課題として残っている。さらに、チーム内の競争もますます激化している。故障で離脱していたムーキー・ベッツが復帰を控えている状況だ。ベテランのミゲル・ロハスも健在であり、キム・ヘソンの立場はさらに狭まる可能性がある。結局、生き残りの鍵は守備にある。打撃での安定感とともに、守備での安定感を取り戻せるか、注目が集まっている」
チームは11日(日本時間)に本拠地ドジャー・スタジアムでブレーブスと対戦し、「8番・ショート」でスタメン出場したキムは、3打数無安打3三振だった。チームは2-7で敗れ2連敗となった。