阪神・佐藤輝明が規格外の打撃を見せている。2026年シーズン、ここまで37試合出場で打率.373、10本塁打、30打点といずれもリーグトップの数字をマーク。50安打、出塁率.459もリーグトップで「打撃タイトル5冠」を狙える位置につけている。「パワーだけでなく、打撃技術も高い」日本に駐在するメジャーリーグのスカウトは「一人だけ次元が違いますね。パワーだけでなく、打撃技術も高い。今年のWBCで侍ジャパンに選ばれてフリー打撃を見ましたが、大谷翔平(ドジャース)、村上宗隆(ホワイトソックス)と共に、飛距離が飛び抜けていました。ポスティングシステムは球団の容認が必要なので動向が不透明ですが、今オフにメジャー挑戦となれば補強リストの目玉になるでしょう。村上、岡本和真(ブルージェイズ)の活躍も追い風になり、複数球団の争奪戦になることは間違いありません」と力説する。村上宗隆、岡本和真の活躍も追い風佐藤は昨シーズン、40本塁打、102打点で2冠王に輝いた。本拠地・甲子園は球場のサイズが広い上に、右翼から左翼に浜風が吹くため、左打者が不利とされている。この条件下で1986年のランディ・バース以来39年ぶりの本塁打王に輝いたことは大きな価値がある。目下、同じセ・リーグの長距離砲として活躍した村上がメジャー挑戦1年目に15本塁打でア・リーグのタイトル争いを繰り広げ、岡本も攻守の中心選手として存在感を発揮している。これらも、佐藤の市場価値を高める上でもプラスに働いている。今年は持ち味の長打力だけでなく確実性が高まり、「令和史上2人目の三冠王」が視野に入ってくる。球団史上初のリーグ連覇に向け、新たな伝説を作る。(中町顕吾)
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