大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツに所属する「韓国のイチロー」イ・ジョンフ外野手(27)が、ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソン内野手(27)との「韓国対決」を制した。
キムは4試合連続無安打で打率.282から.268に
ジャイアンツは2026年5月13日(日本時間)、敵地ドジャー・スタジアムでドジャースと対戦し、6-2で勝利した。
この日、イは「1番・ライト」でスタメン出場し5打数2安打2打点。「9番・セカンド」でスタメン出場したキムは4打数無安打1三振と、「韓国対決」は打撃で明暗が分かれた。
イはドジャース先発・山本由伸投手(27)に対して3打数無安打だったが、山本が降板した7回に貴重なタイムリーを放った。
2死1、2塁の好機に、ドジャース2番手ブレーク・トライネン投手(37)から右中間を破るタイムリーツーベース。これで2点を追加し、リードを4点に広げた。
9回には2死走者なしの場面でショートへの内野安打を記録。得点にはからまなかったが、1番打者として存在を示した。
一方のキムは、2回の第1打席で空振りの三振。先頭打者だった5回はショートゴロに倒れ、その後はライトライナー、ピッチャーゴロと精彩を欠いた。10日のアトランタ・ブレーブス戦以降、4試合連続無安打で、打率を.282から.268に落とした。
イとキムは、数少ない韓国出身大リーガーということもあり、地元の注目度は非常に高い。この日も複数のメディアが試合結果を速報した。
「イ・ジョンフはチームが最も必要とする時に爆発した」
韓国の通信社「ニューシス」(ウェブ版)は、「イ・ジョンフがドジャースを打ち崩した、キム・ヘソンは4打数無安打『沈黙』」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「イ・ジョンフは、この日の試合では、山本を打ち崩すことはできなかった。ライトフライ、ショートゴロ、そして三振と、次々と打ち取られた。しかし、チームが最も必要とする時に爆発した。2点リードしていた2死1、2塁の場面で、ブレーク・トライネンの時速95マイルのフォーシーム・ファストボールを捉え、右中間を破る2塁打を放った」と報じた。
イは大リーグ3年目の今季、開幕当初は打撃が低調だったが、徐々に調子を取り戻している。直近5試合は25打数8安打で、打率は.271まで上昇した。今季は、ポジションが昨季までのセンターからライトに配置転換となり、真価が問われるシーズンでもある。