プロボクシングの元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン、43)が、「バム」ことスーパーフライ級3団体統一王者ジェシー・ロドリゲス(米国、26)の実力に言及し、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33)を倒せると明言した。ロドリゲスは6月13日にWBA世界バンタム級王者に挑戦米ボクシング専門誌「ザ・リング」(ウェブ版)が2026年5月17日に報じた。ドネアはフライ級(50.8キロ)からフェザー級(57.1キロ)までの世界5階級を制したフィリピンのレジェンドだ。井上とはバンタム級の世界王座をかけて2度対戦している。19年11月の初戦は判定負け、22年6月の再戦では2回TKO負けを喫した。ドネアが高く評価するロドリゲスは、井上よりも2階級下のWBA・WBC・WBO世界スーパーフライ級3団体統一王者だ。プロ戦績は23戦全勝(16KO)で、井上の次戦対戦候補に挙がっている。6月13日に、1階級上のWBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガス(米国、29)に挑戦する予定で、王者に勝利すれば年内の井上戦が見えてくる。ドネアは、井上対ロドリゲス戦を見据えた上で「技術力や、バムの戦い方という点では、彼は間違いなく世界トップクラスであり、井上を倒すことができる」と明言したという。「もし互角の打ち合いになれば井上に勝てる」さらに「バムにはあらゆるスキルが備わっている」とし、「スキルと実力という点では、もし互角の打ち合いになれば、彼は井上にも中谷(潤人)にも勝てると思う。彼にはそれができる能力がある」との見解を示した。井上は、2日に東京ドームでスーパーバンタム級4団体王座の防衛戦を行い、挑戦者で世界3階級制覇王者・中谷潤人(M・T、28)を3-0の判定で下し、王座防衛に成功した。次戦に関しては、陣営と話し合った上で決定するとし、明言を避けている。年内はスーパーバンタム級の王座防衛戦を行っていくとみられ、27年以降に階級を1つ上のフェザー級に上げる可能性がある。
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