「高市さんのやり方に」危機感募らせ...「戦争反対」「憲法改正反対」訴え 阿佐ヶ谷デモに1500人

女性議員が「『ごっこ遊び』と言ったのが悲しい」

   現政権への違和感を口にする人が目立つ中、門寛子(ひろ子)衆議院議員の「発言」を理由に足を運んだ人は多い。門氏は4月14日に放送されたインターネット番組内で、国会前で行われたデモについて「ごっこ遊びにしか見えない」とコメントした。加えて、杉並区は門氏を国政に送り出した東京8区でもある。そのため、門氏への不満を口にする人も。

   70代男性は「声を上げている市民に対して国会議員があんなことを言うのはいけない」、40代男性は「決して『ごっこ遊び』なんかじゃないぞ、ということを発信したくて足を運びました」。ほかにも、30代女性は「もともと女性には参政権がありませんでした。女性が参政権を持てるようになった要因の一つとして、多くの市民が声を上げたことがあると思います。にもかかわらず、女性議員が声を上げる人たちを『ごっこ遊び』と言ったことはとても悲しいです」と口にしていた。

   また、怒りや不満をぶつけるだけではない、参加の仕方もある。30代女性は「昨年、カウンターデモに参加したことがあるのですが、その時はすごく怖い雰囲気でした。ただ、ペンライトを振ったりして気軽に参加できますし、『同じ考えを持っている人がこんなにいるんだ』という安心感や勇気を得られます」と話す。別の30代女性も「『遊んでいるだけじゃん』と思われそうですが、私も以前はそう思っていました。ただ、歴史を学んで、遊びのように思えても声を上げることの必要性を学びました」としつつ、「音に合わせてペンライトを振るのは楽しいですね」とも話す。

   ほかにも、杉並在住の30代男性は「子どもが小さいので、なかなか都心のほうでやっているデモには行けません。ここは地元なのでありがたいです」、50代男性は「東京の西のほうに住んでいるので、ここなら参加しやすいかなと思って参加しました」などと近場での参加しやすいことを話していた。

   杉並区のHPによると、同区は1954年、米国の水爆実験で、日本のマグロ漁船第五福竜丸など日本漁船が被爆した後、住民たちがいち早く水爆反対の活動に取り組み、日本の原水爆禁止署名運動の発祥の地としても知られている。

(望月悠木)

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