韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2026年5月18日、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する韓国出身キム・ヘソン内野手(27)が、大リーグで成功するカギは、大谷翔平選手(31)にあるとした。
「大谷のすべてが成功の教科書」
韓国プロ野球(KBO)リーグのキウム・ヒーローズに所属していたキムは、24年オフにポスティングシステムを利用してドジャースに入団した。
大リーグ挑戦にあたり、大谷と同じ代理人事務所に所属。韓国メディアによると、ドジャースの他に、シアトル・マリナーズ、ロサンゼルス・エンゼルス、シカゴ・カブスからオファーを受け、ドジャースを上回る好条件の球団もあったという。
大リーグ1年目の25年は、71試合に出場して打率.280、3本塁打、17打点を記録し、出塁率と長打率を合わせたOPSは.699だった。
今季は36試合に出場し、打率.278、1本塁打、10打点で、OPSは.709。
最強軍団の中で、大リーグ生き残りをかけて激しい争いをしているキム。「スポーツ朝鮮」はキムと大谷との関係性に触れ、「見るだけで勉強になる大谷『兄貴』、キム・ヘソンが金では買えない経験...大リーグ成功の鍵となるか」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「大谷は『生ける伝説』だ」と指摘し、こう続けた。
「試合だけでなく、トレーニング、さらには日常のルーティンに至るまで、そのすべてが成功の教科書と呼べるほどだ。だからこそ、大谷との共闘は、金を出しても手に入らない成功の教科書なのだ。キム・ヘソンが、大谷と同じチームでプレーすることになった時から、最も期待されていた点だ。ポジションは異なるが、『打者』としての大谷が、大リーグで成功の道を駆け抜ける秘訣を間近で見るだけでも、キム・ヘソンが体得できる効果は大きい」
「大谷はキムのチームへの適応において最も大きな助けとなった人物」
同じ代理人事務所に所属していることもあり、大谷とキムの関係は良好とみられる。昨季はベンチ内で両者が和やかに話している様子が、テレビ中継の画面で映し出されることもあった。
ポストシーズンのシャンパンファイトでは、大谷、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)らと一緒にはしゃぐ姿がみられた。
「スポーツ朝鮮」は「大谷は昨年、キム・ヘソンが入団した後、チームへの適応において最も大きな助けとなった人物だ」と指摘し、次のような見解を示した。
「大谷は、26年WBCの記者会見で、韓国で最も警戒すべき選手としてキム・ヘソンを名指しし、『選手としても人間としても本当に素晴らしい』と称賛した。これに対し、キム・ヘソンは『同じチームの仲間だから、私のことを言及してくれたのだと思う』と感謝の意を表した。日本時代から現在に至るまで、最高の実力を発揮しながらも謙虚さを失わない大谷の姿勢もまた、キム・ヘソンの大リーグ生活において大きな財産となっている。大谷との共闘が、キム・ヘソンの大リーグでの成功に役立つことは間違いない」
チームは19日(日本時間)、サンディエゴ・パドレスと対戦し、キムは「9番・セカンド」でスタメン出場し、2打数1安打1四球1三振を記録した。この日は、山本が先発し、0-1で敗れた。