外国人男性が参道の竹に落書き、動画が物議 京都・伏見稲荷大社が呼びかけ「マナーを守って」

「境内は神聖な神域であり祈りの場です」

   しかし、一度傷つけられた竹は、自力で再生することはなく、倒壊の恐れがあるという。竹林の所有者は、日テレの取材に、被害は少なくとも100本以上に及んでいるとし、周囲には柵を設置しても乗り越えて来ると嘆いていた。

   今回、参道で起きたとみられる騒ぎを受けて、伏見稲荷大社は5月19日、「境内における落書き行為について」と題するお知らせを公式サイトに出した。

   そこでは、「現在、SNS上において、境内の竹に落書きを行う画像および動画が拡散されております」として、こう訴えた。

「境内は神聖な神域であり祈りの場です。境内における落書き等の行為は、他の参拝者のご迷惑となるほか、境内景観を損なう行為であり、大社禁止事項にも掲げております。皆様におかれましては、マナーを守ってご参拝くださいますようお願い申し上げます」

   さらに、「伏見稲荷大社からのお願い」と題するお知らせも出し、「伏見稲荷大社の境内は、和銅4年(西暦711年)のご鎮座以来、一千年を超える神聖な神域であり祈りの場です」と説明し、「この神域の尊厳と秩序を保持するため」の17の禁止行為を挙げた。そこでは、竹への被害を意識してか、「立ち入り禁止場所(本殿をはじめ諸建物、柵の中等)への無断立入り」「諸建物および鳥居・樹木等を傷つける行為」も禁止した。

   そのうえで、「以上の行為については、発見次第注意のうえ、職員等の指示に従っていただけない場合には退去いただきます。伏見稲荷大社を訪れる皆様に、気持ちよくご参拝していただくためのお願いです」などと締め括っている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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