栃木県上三川町の強盗殺人事件で2026年5月20日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)はすでに逮捕された20代の夫婦は指示役ではなくむしろ実行役に近く、真の黒幕がいるとの見方を伝えた。
指示の出し方などは、従来の闇バイト犯罪の典型的なパターン
強盗殺人の疑いで逮捕されたのは竹前海斗容疑者(28)と竹前美結容疑者(25)の夫婦2人と16歳の高校生4人。警察は匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による犯行とみて捜査している。
夫婦は犯行前に栃木県内で少年らを脅すような行動をとったり、アプリの通話機能を使いリアルタイムで指示したりしていたことが捜査関係者の話でわかった。少年らが計画通り実行するか監視していた指示役の可能性もあると見られていた。
犯罪ジャーナリストの石原行雄さんは「被害者と加害者の生活圏が重ならない全く離れたところにいるとか、最新情報でアプリの通話で指示が出ていた。おそらくテレグラムやシグナルといった秘匿性の高いアプリを使っていた可能性が高く、この辺までは今までの闇バイト犯罪の典型的なパターンだと思う」と話した。
本物の指示役は現場には来ない、夫婦は高校生の現場見張り役?
MCの大下容子さんは、この竹前夫婦について「実行役の見張り役だという見方もあるが、さらに上位の指示役もいるとみているか」と聞いた。
石原さんは「この夫婦は当初は指示役という警察発表もあったが闇バイト犯罪で指示役が現場に入るのはあり得ないこと。(夫婦が高校生らに)道具を渡していたのではないか、あるいは見張り役をしていた可能性もある。現場に入っているということは、この夫婦は実際には闇バイトリーダー的なポジションでしかなくて、彼らも切り捨てられる側の役と考えると、当然その上に本物の指示役、黒幕がいる可能性がきわめて高い」と話した。
本物の指示役は捜査線上に現れているのかどうか、まだ、表には出てきていない。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)