栃木県上三川町の強盗殺人事件や東京・新宿区の酒買い取り店での強盗未遂事件にからんで2026年5月27日放送の「情報ライブミヤネ屋」(日本テレビ系)で、トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)に見られる新しい特徴を犯罪ジャーナリストが指摘した。特殊詐欺に使いながら別の場所の強盗現場にも使う?番組は、最新情報として栃木県上三川町の強盗殺人事件で警察が40代の男を強盗殺人容疑で逮捕状をとったことを伝えた。押収品を分析した結果、事件を主導した男とみられ中国経由で東南アジアに逃亡した可能性があるとの見方を伝えた。また、5月5日に栃木県上三川町の強盗殺人事件の現場周辺で目撃された車が、3月に東京・新宿区の酒買い取り店で起きた窃盗未遂事件で使用されたとみられることもわかった。犯罪ジャーナリストの石原行雄さんは「栃木の事件と新宿の事件は同じ上層部の可能性が高い。トクリュウの上層部はいくつもの実行部隊を持ち、使い回している。栃木では"下見役"、新宿では"実行役"をさせていた可能性もある。いわゆるルフィ一味もその下に複数の特殊詐欺の部隊、複数の強盗の実行部隊を持っていた。こいつは使えると上が判断した人間を、こちらの特殊詐欺に使いながら別の場所の強盗現場にも使った」と話す。狙う住宅、企業のリストを作る「リスト屋」の存在宮根誠司さんは「最近の特徴として、一つの家が何度も狙われる、下見される。なんか確固たる情報があってひょっとすると複数のグループがその家を狙っているという動きはあるのか」と疑問を感じるという。元兵庫県警刑事部長の棚瀬誠さんは「先ほどの石原さんの説明を前提にすると、一つの組織がしっかり下見をして実行していくという可能性も当然あるが、たとえば強盗の対象になっている住宅、企業のリストを特別に作る『リスト屋』といった役回りの人間もいるので、このリスト屋が別のトクリュウ組織に名簿を売っていれば同時多発的に強盗が発生しうる環境にある」と話した。(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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