米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」(ウェブ版)が2026年5月27日、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33)の特集記事を組み、「世界最強の座」がより強固となったと報じた。ライバルのウシクは大苦戦で評価ガタ落ち井上は2日に東京ドームで4団体王座の防衛戦を行い、挑戦者の中谷潤人(M・T、28)を3-0の判定で破り、王座防衛に成功した。元世界3階級制覇王者で、井上戦まで無敗を誇っていた中谷を破ったことで、井上の評価が一段と上がった。ボクシングメディアが独自に作成するパウンド・フォー・パウンドランキング(PFP=階級の垣根を超えた最強ランキング)では、複数のメディアのランキングで1位を獲得。歴史と権威のある米専門誌「ザ・リング」でも1位となった。PFPランキングにおいて井上のライバルとなるのが、ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ、39)だ。25年11月にWBO王座を返上するまで、4団体の王座を統一しており、複数のPFPランキングで1位に君臨していた。ところが、23日の世界タイトル戦で大苦戦の末、11回TKO勝ちしたことで、評価がガタ落ちした。「日本のスター選手は依然として無敗を維持」記事では「エジプトで行われた1戦で、オレクサンドル・ウシクが苦戦を強いられたことを受け、ボクシング界のパウンド・フォー・パウンド・ランキング1位である井上尚弥の地位は、さらに強固なものとなった」と指摘し、こう続けた。「井上は、ここ数年で最大級の軽量級対決のひとつとなった試合で、同じく無敗のスター選手である中谷潤人を圧倒的な強さで下し、自身の地位を確固たるものにした。この日本のスター選手は依然として無敗を維持し、複数の階級でタイトルを獲得し続けている。ウシクは依然として世界最高のヘビー級選手であると広く見なされているが、今回の苦戦は、井上がパウンド・フォー・パウンドのランキングの頂点で他を圧倒しているという、高まりつつある見方にさらに拍車をかけた」中谷とのドリームマッチを制し、世界最強の座を維持した井上。次戦は、スーパーフライ級3団体統一王者ジェシー・ロドリゲス(米国、26)との対戦が有力視されている。
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