サッカーの元日本代表FW城彰二氏(50)が、2026年5月31日にユーチューブを更新し、北中米ワールドカップ(W杯=12日開幕)に向け、日本代表FW塩貝健人(21)を「ジョーカー的な存在として使える」とした。「今の日本代表にいないタイプ」日本代表(FIFAランク18位)は31日、国立競技場で行われたアイスランド代表(同75位)と国際親善試合を行い、1-0で勝利した。試合は、日本がアイスランドを攻めあぐね、0-0で前半を折り返した。後半42分に、右サイドからのクロスをFW小川航基(28)が頭で合わせてゴール。日本はこの1点を守り切り、W杯前最後となる国際親善試合を制した。アイスランド戦では、森保一監督(57)は、これまで出場機会の少なかった選手をテスト的に起用した。その中で、城氏が注目したのは、FW塩貝だ。塩貝は後半28分から途中出場し、アグレッシブなプレーで指揮官にアピール。スポーツ紙の報道によると「緊張感はあった」とし、「国立(競技場)で日本代表としてできることは、実際に目指してきた。だからこそ満足はしていない」と振り返ったという。日本代表FWとして、98年W杯フランス大会に出場した城氏は、「塩貝選手はすごい」と絶賛し、塩貝のポテンシャルに言及した。「彼の気持ちの部分と、それをアグレッシブに表現していく体の使い方だったり、気持ちと体がすごく連動していた。今の日本代表にいないタイプ。(途中出場して)一気に流れが変わるというか、彼はジョーカー的な存在として使えると思った。少ないプレー時間だったが、何かを変えられる。そういった選手ではないかと思う」そして、塩貝の試合における「存在感」について、次のように解説した。塩貝は、現在ドイツのブンデスリーガ・ヴォルフスブルクでプレーしており、将来、日本代表のエースとして期待がかかる。「日本代表歴は浅いが選ばれる理由が分かった」「試合の中で、彼が出た瞬間に雰囲気が、ガラッと変わった。あのガムシャラさと、『戦っていくんだ』という思いを体で表現できる選手というのは、塩貝選手しかいないのではないかと思うくらい、すばらしい活躍だった。彼は若干21歳で、日本代表歴はまだまだ浅いが、選ばれる理由が分かったと、改めて思った」今大会、日本はグループFに属し、オランダ、スウェーデン、チュニジアと同組だ。森保監督は優勝を目標に掲げており、大きな期待がかかる。城氏は「ワールドカップ本大会に向けて、彼は今、コンディションもいい」とし、「連携とか、メンバー構成の部分については、オランダ戦では変わると思う。本大会に向けてベストなコンディションを個人の選手が高めていく。これからは、メンバー争いはないので、残された時間を有効に使ってコミュニケーションを取って連携力を高めていくことをやってほしい」とエールを送った。日本代表の注目の初戦は、15日のオランダ戦となる。
記事に戻る