皇族数維持のために衆参正副議長がまとめた「立法府の総意」は、「女性皇族が皇室に残る」「旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える」という2案だったが、いずれも男系男子天皇の継続を前提とするものだった。
これについて、脳科学者の中野信子さんは金曜コメンテーターとして出演した2026年6月12日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」で、「ちょっと極論かもしれませんが」と断りながら、大胆な提案をした。
科学の力を借りて?
「そこまで男系男子が必要ならば、生殖医療の活用は考えないのかって思うこともあります。あまりにも生む側の性に負担が大きい形でもありますし......。科学の力を借りてはどうかと思うことも、しばしばあります」
生殖医療には人工授精、体外受精、男女産み分け技術などもある。男系男子にこだわるなら、そこまでやる覚悟はあるのですか、という問題提起である。
英国、スウェーデン、オランダなどの王室は「絶対的長子相続制」
もう一人のコメンテーターのデーブ・スペクターさんも、男系に固執するのは欧米の王室からも違和感を持たれていると指摘した。
「日本では、(女性皇族が)結婚した場合、希望しても(皇室に)残れないのかというクエスチョンをよく聞くんですね。(皇室の)歴史のことを知っていながらですが、今の時代、男系だけにこだわるというのは、やはり相当に違和感を持たれていることは間違いないと思います」
欧州では、英国、スウェーデン、オランダ、ノルウェー、デンマークの王室は、男子か女子かを問わず誕生順に継承する「絶対的長子相続制」だ。
(シニアエディター 関口一喜)