日本ホテル協会は、宿泊予約サイト「Booking.com」(ブッキング・ドットコム)を通じてホテルを予約した客に対し、クレジットカード情報をだましとろうとする不審なメッセージが届く事例が多発しているとして、2026年6月12日、注意を呼びかけた。「実際の予約番号や宿泊日程を示してフィッシングへ」日本ホテル協会は、帝国ホテルやオークラなど全国229の有名ホテルが会員になっている。公式サイトの注意喚起によると、Booking.comで予約した客に同年のゴールデンウイークころから、ホテルを装ったフィッシングメッセージが届く事例が多発している。実際の予約番号や宿泊日程を示して、リンク先のフィッシングサイトに誘導するものだという。また、ホテル側の管理システムに異常や情報漏洩の形跡は認められておらず、予約情報がどのように漏洩したかはわかっていないという。各ホテルとともに、宿泊予約サービスを提供するBooking.com側に「すみやかな原因調査と結果の開示及び対策の実施」を求め、「迅速かつ誠実な対応を期待している」と述べている。NHK報道「不審メッセージ、90件ほど報告されたホテルもある」この動きをNHKは12日に報道した。不審メッセージの事例が「90件ほど報告されたホテルもある」と伝えた。また、テレ朝NEWSや旅行業界専門サイトなどが「Booking.com予約客に偽メッセージ相次ぐ」などの見出しで報じた。Booking.comは公式サイトに6月5日付で「重要なお知らせ」として、不審なメッセージへの注意を掲載している。受け取った場合は、リンクをクリックしたり個人情報を提供したりせず、24時間365日対応のカスタマーサービスチームまで連絡するよう勧めている。J-CASTニュースの調べでは、40以上の国内のホテル・ホテルチェーンが不審メッセージ送信を把握し、予約者に注意喚起を呼び掛けている。また、これとは別に不正なアクセスにより口座情報が改ざんされ、約900万円の被害が出たホテルがある。(ジャーナリスト 橋本聡)
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