米大リーグで投手としてプレーした元巨人の高橋尚成氏(51)が、2026年6月15日にユーチューブを更新し、元中日・小笠原慎之介投手(28)が、巨人と基本合意に達したとの報道を受け、「フリーエージェントの意味がなくなる」と苦言を呈した。「これからはルールをきっちり決めたほうがいい」スポーツ紙によると、巨人は米大リーグ・ナショナルズ傘下2Aハリスバーグの小笠原と、今季途中の入団で基本合意に達したという。東海大相模高校出身の小笠原は、15年ドラフト会議で中日から1位指名を受けて入団した。中日では先発投手として9年間プレーし、通算46勝65敗を記録した。24年オフ、ポスティングシステムを利用してワシントン・ナショナルズに入団した。米メディアの報道によると、2年総額350万ドル(約5億4000万円)で契約を結んだという。大リーグでは通算23試合に登板して1勝1敗、防御率6.98。今季は、ナショナルズ傘下の3Aと2Aで試合に出場していた。巨人との契約が正式に決定すれば、2年ぶりの日本球界復帰となる。海外FA権を行使して大リーグに挑戦した経験を持つ高橋氏は、今回の報道を受け、「2025年にポスティングで行って、26年の夏に(日本に)帰ってきた。フリーエージェント(FA)の意味がなくなっちゃう。そうなると、何でもありになってしまう気がする。もちろん、センシティブな問題であるとは思うが、これからはルールをきっちり決めたほうがいい」との見解を示した。これまで、ポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦した選手が、米国でプレーした後に日本球界に復帰するケースは珍しくはない。なかには、ポスティングシステムを利用して米国に渡り、わずか1年で日本球界に復帰した上沢直之投手(ソフトバンク、32)のようなケースも。上沢は古巣日本ハムではなく、ソフトバンクに入団したことで、一部ファンから反感を買った。高橋氏「中日ファンはどう思うのかな?」このような背景を踏まえ、高橋氏は次のように持論を展開した。「例えばポスティングで出ました。(日本に)戻ってくるときは、同じチームに戻ってくる。『3年以上離れたら他の球団はOKですよ』とか。そういうのがないと、(大リーグで)1年でダメだからとか、3か月でダメだから、とかいって帰ってきてしまう可能性が、なきにしもあらずで、何でもありになってしまう」そして、「中日ファンはどう思うのかな?」と投げかけ、「左の実績のあるピッチャーは、どのチームもほしい。需要がある。絶対、中日は帰ってきてほしいと思っているはず。これは、ルールをちゃんとしないとダメ。なんか腑に落ちないというか、ファン心理からしたら、『なんでもありかよ』となってしまう可能性がある」との見解を示した。巨人は15日時点で、2位・阪神に0.5ゲーム差をつけ、リーグ首位に立っている。一方の中日は、借金「19」を抱え込み、リーグ最下位に沈んでいる。19日からリーグ戦が再開され、両チームは巨人の本拠地・東京ドームで対戦する。
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