東急電鉄が2026年6月15日、電車内でのモバイルバッテリーの充電を控えるよう公式サイトで呼びかけた。同社の広報CS課は16日、あくまでも「ご協力のお願い」だとJ-CASTニュースの取材に説明した上で、注意喚起のポスター掲出などを検討していると明かした。
「車内での充電はお控えください」
広報CS課への取材によれば、15日8時15分ごろ、東急東横線・新丸子駅から武蔵小杉駅にかけて走行していた元町・中華街駅行きの下り電車内で、乗客が持っていたモバイルバッテリーが発煙した。その際、乗客はスマートフォンを充電していたという。この影響で東横線は一時運転を見合わせ、約35分後の8月50分ごろに再開した。
その後、東急電鉄は15日、「モバイルバッテリーによる充電についてのお願い」と題する注意喚起を公式サイトに掲載し、次のように呼びかけた。
「モバイルバッテリーによる充電中の発火が発生しています。車内での充電はお控えくださいますようお願いいたします。また、落下などによる衝撃に十分ご注意いただき、発火や発煙を見かけた際は、落ち着いて安全確保のうえ、すみやかに係員へお知らせください」
広報CS課は16日にJ-CASTニュースの取材に対し、およそ1か月前の5月18日にも東急池上線の車内でモバイルバッテリーが発火する事例があったと説明する。これ以降、モバイルバッテリーの注意喚起放送は行っていたという。
だが6月15日の事案を受け、「車内での充電を控えていただくよう注意喚起を追加しました。あくまでも禁止ではなく『ご協力のお願い』でございます」と述べた。今後は「注意喚起のポスター掲出などを検討して参ります」としている。