石破茂前首相が、2026年6月17日に公開されたYouTube動画で、米ワシントンで25年2月に行われたトランプ米大統領との「日米首脳会談」のウラ側を明かした。
「毎日毎日いろんなレクはするわ、議論はするわ」
今回は、元放送作家・鈴木おさむさんのYouTubeチャンネルで「『総理大臣にもう一度なりたいですか?』石破茂の人生を聞かせてもらいました」と題した動画が公開され、石破氏との対談が繰り広げられた。
動画では、首相時代の外交についても話が及び、鈴木さんが「トランプさんに会う前日とかは、やっぱ気合入るんですか?」と問いかけた。
石破氏は「それはさすがに寝れなかった」と応じ、下記のように説明した。
「要するに『貿易赤字解消だ』『関税かけるぞ』みたいな、具体的に何パーセントとは言ってなかったけど、(日米首脳会談では)それをいかにして影響を最小限にするかという具体的なミッションがあったわけですよ。
外務省、経産省、財務省、主にこの3つだな。官僚たちから本当に毎日毎日いろんなレクはするわ、議論はするわ、学者から話は聞くわ。何か月準備しただろう?2か月ぐらいは間違いなく準備しましたよね」
「何度もトランプさんの夢は見た」「内容はいつも一緒で...」
トランプ氏がどのような演説をしたかを調べ、シミュレーションを重ねたという。続けて石破氏が、
「それでも何度もトランプさんの夢は見たし、前の晩も見ましたね。だいたい夢の内容はいつも一緒で『この人いい人だったんだ』っていう夢で、そこで目が覚める」
と明かすと笑いが起こった。
鈴木さんは「圧は強いんですか?トランプさん」とも。石破氏は「圧はすごいですよ」とした一方、ホワイトハウスでトランプ氏に出迎えられた際の様子を、
「『本当によく来てくれたね』っていう感じが全身から出てる、この人いい人かもしれないって、なんかそういう第一印象ってあるじゃないですか。そこから緊張感がスッとなくなったような気がします」
と振り返っている。