中国当局はレアアースの加工品を日本に持ち出そうとしたとして、「富士電機」大連勤務の日本人社員2人を「国家輸出入禁止貨物密輸罪」で拘束した。冷え切っている日中関係がさらに険悪になると心配されているが、習近平政権の狙いは何なのか。2026年6月24日放送の「深層NEWS」(BS日テレ)は中国専門家の見方を紹介した。
東京財団の柯隆氏は「これは高市政権へのメッセージと受け止めました」
東京財団の柯隆・主席研究員は「これは高市政権へのメッセージと受け止めました」とこう解説した。「日中関係が悪化して、私が一番怖いなと思ったのは、反スパイ法に触れて(日本人駐在員が)拘束・逮捕されること。今回はいわゆるレアメタルの密輸の疑いで拘束している」と、中国側のやり方に『手加減』があると見る。
「2人を拘束することで、高市首相が去年(2025年)の台湾有事の発言をされているが、そろそろ譲歩してもらいたい」というサインを発したのだと指摘した。