与野党対立が強まり、国会が空転する中、森英介衆議院議長が与野党7党の幹事長らに正常化を呼び掛ける事態にまでなった。2026年7月1日放送の「報道1930」(BS-TBS)に出演したチームみらい党首の安野貴博さんは、審議拒否はしないとしていた党の方針に反してなぜ、今回は審議を拒否したかを語った。
「基本的に審議拒否をしないという方針を掲げていたが」
番組は審議拒否をする野党を横目に委員長職権で審議入りをして、6月末に定数削減法案、副首都法案の成立を進めていると報じる。
ゲスト出演したチームみらい党首の安野貴博さんは「チームみらいとしても基本的に審議拒否をしないという方針を掲げていたが、その中でも今国会の様々な法案の進め方、集中審議、あるいは党首討論などの進め方に関してきわめて課題がある」と話し、意に沿わない形で審議拒否をしている理由を述べた。
安野さんは「議員になってまだ1年経っていない。そもそも国会ってどういう感じだろうか知りたいと思いつつ入ってみたら、去年とは全く違う異例な進め方がどんどん起きていて、こんな感じなんですか国会って」と、同席していた立憲民主党など衆議院議員3期を経験した中谷一馬さんに聞く。
元野党議員「これだけ強行的に何かを進められるのは異常な世界だと思う」
現在、デジタルハリウッド大学大学院特任教授の中谷さんは苦笑しながら答えた。「私も8年3カ月国会にいたが、これだけ強行的に何かを進められる世界というのは本当に異常な世界だと思う。一つの勢力が数を持ちすぎると、これだけ自分たちの、ある意味でやりたいことを野党の言っていることを聞かずに進めていってしまうことに危機感を覚える」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)