「ゲリマンダー」で形勢逆転を狙う
峯村さんはキーワードに「ゲリマンダー(選挙区の書き換え)」を挙げる。「もともとは選挙区割りを人口に応じて10年に一度、区割り替えをしていて人口の動態にあわせる形で有権者を選んで行うものだが、トランプさんはこれをかなり前倒しで進めている」と解説。「これがスタート地点で共和党が有利な状況になりつつある。多少手荒な真似をしてもなんとかして勝ちたいというのがゲリマンダーの本音だろう」と話す。
本来の区割り変更は2030年だがそれを4年も早め、共和党に有利になるように各州に要請しているともいう。峯村さんは「テキサス、フロリダ、オハイオ...オセロのように変えていき、今は共和党が覆している状況。ひょっとしたら共和党が勝つ可能性が出てきたのではないかというふうに見ている」と、トランプ大統領の掟破りの一手で逆転勝利の可能性を指摘した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)