米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」(ウェブ版)が2026年7月5日、WBC世界フェザー級王者ブルース・キャリントン(米国、29)について、「井上尚弥戦に懐疑的な人々を納得させることができなかった」と評した。「結果として起こったのは退屈な試合」キャリントンは4日、米オハイオ州クリーブランドでWBC同級9位レネ・パラシオス(メキシコ、25)と対戦し、3-0の判定勝利を飾った。試合は終始、王者キャリントンが優位に進めた。採点は、118-100、116-112、117-111で、キャリントンの快勝だったが、米メディアによると、盛り上がりを欠く内容に、終盤ブーイングが起こったという。プロデビューからの連勝を「18」(10KO)に伸ばし、2度目の王座防衛に成功したキャリントン。以前からスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33)との対戦を熱望しており、井上が階級をフェザー級に上げた場合、対戦候補のひとりとなる。1つ上の階級で井上を待ち構えるキャリントンだが、米ボクシング専門メディアは、今回の防衛戦の内容を厳しく評論した。「ボクシングシーン」(ウェブ版)は、「12ラウンドの中でほぼ波乱なく、キャリントンが3-0の判定勝ちを収めた」とし、「結果として起こったのは退屈な試合で、どちらの選手もファンを満足させることはなく、キャリントンが自身の戦績を楽々と更新した」と酷評した。「ボクシングニュース24」は、「ブルース・キャリントンは圧勝したが、存在感を示すことはできなかった」とのタイトルで記事を展開した。「採点の上では楽勝だったが...」記事では、「キャリントンは王座を防衛したが、今回の試合でのパフォーマンスは、彼が同階級のトップファイターであることや、井上尚弥との対決にふさわしいことを懐疑的な人々を納得させるには至らなかっただろう。採点の上では楽勝だったが、リングの中では、それほど説得力のある勝利ではなかった」と指摘した。井上は、5月2日に東京ドームで元世界3階級制覇王者・中谷潤人(M・T、28)を相手に防衛戦を行い、3-0の判定で王座防衛に成功した。次戦は、スーパーバンタム級の王座防衛戦が濃厚で、「バム」ことWBA世界バンタム級王者ジェシー・ロドリゲス(米国、26)との対戦が有力視されている。
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