佐藤二朗と橋本愛の泥沼トラブル、どう決着? 「踊る大捜査線」スピンオフドラマは「制作再開」

   フジテレビで放送されていたドラマ『夫婦別姓刑事』の撮影を巡り発覚した佐藤二朗さんと橋本愛さんのハラスメント疑惑騒動が、社会問題の様相を呈している。

  • フジテレビ社屋
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  • 佐藤二朗さん(2016年撮影)
    佐藤二朗さん(2016年撮影)
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  • 佐藤二朗さん(2016年撮影)

楽屋を訪れた際に発した言葉が...

   撮影中の身体接触をきっかけに佐藤さんが橋本さんの楽屋を訪れ発した言葉が問題視され、2026年7月1日に『週刊文春 電子版』が報道して以降、両者の所属事務所とフジテレビが相次いで見解を発表する異例の展開となっていた。その後、佐藤さんが『週刊新潮』の単独インタビューに応じ、自らの視点で経緯を語った。

   波紋を広げているのが、フジ側の弁護士とのやり取りだ。週刊新潮での佐藤さんによると、弁護士からは橋本さんの心身が限界に近く、これ以上事態が悪化すれば、佐藤さん自身の芸能活動にも影響が及びかねないという趣旨の説明を受けたという。佐藤さんはこれを「脅し」のように聞こえ、自身の俳優人生が終わるかもしれないと思い、心底怖くなったと明かしている。すでに患っていた睡眠障害も悪化し、抑うつ状態と診断されたことも打ち明けた。

「僕のところは全てカットしてほしい」→「その部分は心より謝罪し、取り消します」

   フジ側は7月7日に公表した詳細文書のなかで、佐藤さんの所属事務所に対し、撮影終了後もプライバシーに関する情報の開示や、橋本さんの名誉・人格を害する言動を行わないよう文書で申し入れていたことも明らかにした。それだけ誹謗中傷の拡大をフジが強く警戒していたということでもある。

   橋本さんの所属事務所も「複数の過剰な誹謗中傷を確認しており、警察に相談のうえ対応している」とコメントし、違法行為には刑事・民事の両面で厳正に対処する構えを見せている。佐藤さんサイドもまた、根拠のない中傷が相次いでいるとして苦しい胸の内を明かしており、双方が誹謗中傷の被害を訴える構図となっている。フジは謝罪と経緯説明を重ねる一方で、佐藤さん側には抑制を求める対応を取っている。

   なお、フジの文書公表を受け、佐藤さんは7月7日夜、自身のXで「フジテレビは、なぜ、そこまで片方だけに寄り添うんでしょうか」と胸中を吐露し、出演予定の映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(9月18日公開)についても「僕のところは全てカットしてほしい」と要望した。

   ただ、一夜明けた7月8日には、「カットしてほしい」という発言に対して、「その部分は心より謝罪し、取り消します」と自ら撤回。同作の本広克行監督は7月9日、自身のXで「再起動中の二朗さん主演スピンオフドラマの制作再開!」などとつづり、佐藤さんも出演するスピンオフドラマの制作再開を報告している。

   事態収拾に向けた動きも出ているとはいえ事実関係の全容はいまだ見えず、世論は佐藤さんへの同情論と橋本さん擁護論との間で割れ続けている。いずれにしても、惜しむらくは、才能豊かな俳優たちが、本来の演技ではなく騒動で語られる状況になってしまったことである。

(川瀬孝雄)

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