中道改革連合の泉健太衆院議員が2026年7月11日、「皇室典範改正案の衆院通過」をめぐる思いをXにつづった。
「彼らは本当に皇室のことを考えているのか」
中道の小川淳也代表は10日、皇族数の確保に向けた皇室典範改正案の採決に賛成する方針を示した。同案は同日、衆議院本会議で与野党の賛成多数により可決された。
これを受け、泉氏は11日にXで本件をめぐる経過と自身の考えをポストした。
泉氏は委員会質疑を傍聴したといい、「傍聴議員は私含め4名程」だったと明かした上で「立場を超え、もっと関心が持たれるべきだと感じた」とした。
自民党による質疑については、「男系男子原則のみが色濃く、現代においても、女性天皇はあくまで『例外』だと位置づけた。世論が『女系天皇』へと進むことを強く警戒しているのだろう」との見方を示した。
その上で、「『現在の皇位継承の流れを揺るがせにしてはならない』は、立法府全体で、おおむね賛同された見解だ」としつつ、「女性天皇の議論すら『皇位継承を不安定にさせる』との考えは行き過ぎだ」と主張。「彼らは本当に皇室のことを考えているのか、こちらが不安になる」とつづった。
「女性皇族の配偶者を、今後皇族にするかどうか」との論点については、「自民党は『先例がない。だから女性皇族の配偶者は一般国民だ』として認めなかった。一方で、80年近く既に一般国民の立場である『旧宮家』の男子は『養子』として皇族に加えようとする」とし、「自民党は歴史と伝統の尊重と言いながら、簡単に前例を覆してはいないか。どっちなのか。これではご都合主義だ」と指摘した。
「中道は、国民の総意と皇室の歩みを大切に」
泉氏は、自民党が「養子」に関する議論を進める一方で、中道には「少なくとも『女性宮家』や『女性天皇』の議論を進めよ」との考えがあると説明。
中道が今回の皇室典範改正案に賛成した理由については、「『女性皇族の身分保持は、何としても、早期に、総意で実現せねばならぬ。その一点。』との思いからであり、今回の改正が『将来の検討を先取りをしたり、縛るものではない』との政府答弁も得たから」とし、「このテーマで、決定的な対立、国論の二分を避けたいと考えているからだ」とまとめた。
さらに、こうした考えについて「本来、自民党が持つべき心構えであり、なすべき努力だ。果たして今の自民党に国民を包摂する力があるのか、大いに疑問だ」とも主張。
今後については、「だからこそ中道は、国民の総意と皇室の歩みを大切にし、今後も丁寧な議論を目指します」としている。
泉氏の訴えには共感の声が寄せられた一方、「賛成したのは事実であり、文句を言える立場ではないのでは」「結局は対立を避けたということだろう」などとする指摘も相次いでいる。
皇室典範改正案の衆院通過。
— 泉健太????️京都3区・中道改革連合 (@izmkenta) July 11, 2026
経過と考えをお伝えします。
まず私は、前段の委員会質疑を傍聴した。だが、傍聴議員は私含め4名程。立場を超え、もっと関心が持たれるべきだと感じた。… https://t.co/XA48MZ6EI4