中道改革連合の泉健太衆院議員が2026年7月12日、同党が皇室典範改正案に賛成し、疑問の声が寄せられていることについて反応した。「彼らは本当に皇室のことを考えているのか」中道の小川淳也代表は10日、皇族数の確保に向けた皇室典範改正案の採決に賛成する方針を示した。同案は同日、衆議院本会議で与野党の賛成多数により可決された。泉氏は11日、本件をめぐりXを更新。「女性天皇の議論すら『皇位継承を不安定にさせる』との考えは行き過ぎだ」とし、自民党について「彼らは本当に皇室のことを考えているのか、こちらが不安になる」と訴えた。中道には「少なくとも『女性宮家』や『女性天皇』の議論を進めよ」との考えがあるとし、今回の改正案に賛成した理由について「『女性皇族の身分保持は、何としても、早期に、総意で実現せねばならぬ。その一点。』との思いからであり、今回の改正が『将来の検討を先取りをしたり、縛るものではない』との政府答弁も得たから」と説明していた。「曲がりなりにも野党第一党には政権を目指す責任があります」一方、枝野幸男前衆院議員は10日、Xで皇室典範改正案の採決に関する疑問をつづっていた。「付帯決議や確認答弁を根拠に、法案の賛否を決する場合があることは否定しません」とした上で、中道が賛成したことについて「しかし今回はどうも、『養子の皇位継承権や、女性宮家の創設および女性天皇の是非などを今後も検討する』との言質をとったとして賛成に回ったようです」と指摘した。中道の立場について、「曲がりなりにも野党第一党には政権を目指す責任があります。今後の立法に関しては『みんなで検討しましょう』と言質を取るのではなく、『一日も早く政権を取り、多数をもって提案するので、その時はよろしく』という姿勢を取るべき立場です」と説明。「その意味で、今回の経緯は、自分たちが中心となって政権を取る意思のない政党の振る舞いに感じられます」としていた。「ギリギリの選択だったのでは」とのリプライには、「仲間だからと穏便にすまそうということなかれ主義が、野党を弱くしたと思っています」と応じ、「私は私の信じる道を行きます」。別の投稿では、同党所属でありながら党の方針に疑問を呈した理由についても説明した。多くの場合、法案への賛否決定は現職議員のみで行われることから「総選挙後、執行部等から政策について意見を聞かれたことはありません」と明かし、「決定過程に関与しない者は、確かに今も党員ですが、みずからの意見を世論に訴えることは当然だと思います」としていた。「執行部も『悔しいが、次こそは、多数をもって我々が提案する』と決意したと思う」泉氏は12日、枝野氏の投稿を引用し、「『リベラル』は、『穏健保守』とともに、人を大切にし、国民生活と平和を守る新たな政権をつくる。私たちはそれを目指してきた」とコメント。「今回中道は、『女性宮家』と『女性天皇』を避けようとする政権の思惑と多数の力をまざまざと見せつけられた。執行部も『悔しいが、次こそは、多数をもって我々が提案する』と決意したと思う」とつづり、「冷静に、包摂の心で、大局を見て、道を探りたい。その努力こそが今、必要だと思う」と主張した。
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