一強の高市執行部に逆らうことなど、多くの議員は怖くてできない
高市首相は今年の自民党大会で、「男系で皇位が継承されてきたという世界でも比類がない歴史事実こそが、天皇の権威と正統性の源だと思っている」と強調した。ほかにも麻生太郎副総裁、中曽根弘文・元外相ら、男系男子支持の保守派がいまの党内の主流だ。そんな一強の高市執行部に逆らうことなど、多くの議員は怖くてできない。
「残りの議員たちは様子見をしてるといいますか、大勢順応といいますか......。女系がいい、男系がいいって、皇室ばかりに角を尖らせて考えている政治家はそんなに多くないので、上がそう考えているならそれでという考え方がほとんどでしょう」と久江氏は見る。
しかし、ことは「国民統合の象徴としての天皇」のあり方の問題だ。長いものに巻かれろで決められては困る。
(シニアエディター 関口一喜)