高市早苗首相の広島と長崎の被爆地での対応が、SNS上で炎上気味だ。熊本地震の被災地訪問でも自らの動画「PV動画」とやゆされ、陰りが見えてきた支持率の影響か、何をやっても批判が起きるという悪循環が見える。
歯医者に行くのは大事だが「なぜ、この日に?との思いが拭えません」
まず2026年8月6日の広島原爆の日に、高市首相は平和祈念式典に出席。その後に行われた記者会見では、大手メディアの記者が質問した後、会場から「総理、もう一問聞かせていただけないでしょうか」との声が飛んだ。しかし、司会者から「総理は次の公務がございますので、ここで会見は終了いたします」と遮られ、強制終了となった。
かつて旧ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐる記者会見で「指名NGリスト」入りしたことで知られるアークタイムズ・尾形聡彦編集長は自身のX(旧Twitter)で、最後に挙手したのは自分だと説明。その上で、この会見を「首相と官邸・広島の記者がセリフを読み合う、完全統制の『台本会見』でした」と切り捨てた。
だが、批判はこれだけで終わらなかった。首相動静によると、高市首相は「次の公務」として、広島市内の原爆養護ホームに約15分滞在。その後、すぐに空路で東京都内に戻り、歯の治療を3時間近く受けていたのだ。
この動きに立憲民主党の蓮舫参院議員は早速、自身のXで批判を展開。「歯の不具合は体調不良にもつながりかねず、定期検査と治療は大事です」とした上で「ただ、総理。なぜ、この日に?との思いが拭えません。他の日は18.19時には公邸に戻られてます。この日を避けて平日のその時間に歯科治療に行くべきお立場ではないでしょうか」と噛みついた。