公認エンタメコンテンツ増やして韓国ドラマを遠ざける
国が認めた娯楽コンテンツも急増している。国内製アプリ約1500本のうち、半数ほどがゲームや娯楽関連だ。国営テレビや過去の番組をスマホで見る動画配信サービスもある。
テレビも多チャンネル化が進む。国営の動画配信サービス「マンバン」は約20チャンネルを提供し、24時間放送をうたう。教育、スポーツのほか、週末に流れる万寿台(マンスデ)テレビでは、ロシア映画やインドのドラマ、ディズニー・ピクサーのアニメ映画「レミーのおいしいレストラン」なども放送されるという。
北朝鮮には韓国ドラマや米国映画などが密輸されてきたが、所持や視聴には重い処罰を受ける危険がある。スマホでは、政府の電子署名がない動画を再生できないため、韓国ドラマなどを見ることは一層難しくなった。
ウィリアムズ氏は、外国作品の視聴を禁止するだけではなく、ゲームやサッカー中継など、安全に楽しめる国営コンテンツを増やすことで、密輸作品への関心を減らす狙いがあると分析する。