36万円超「iPhone Duo」は誰が買う? 折りたたみスマホはシェア1%台、Appleでも失敗なら「オワコン」か

サムスンが8世代投入、それでも市場は1%台

   折りたたみスマホは決して新しいジャンルではない。サムスンは19年の初代「Galaxy Fold」以来、改良を重ね、26年までに8世代を投入。ファーウェイやモトローラ、Googleなども参入してきた。

   しかし、いまだに大ヒット機種は出ていない。

   MM総研が8月12日付で発表した調査結果によると、25年の世界の折りたたみスマホ出荷台数は1720万台。スマホ全体の12億2500万台に対して、わずか1.4%だった。日本国内でも25年度は33.4万台で、全体の1.1%にとどまる。

   メーカー別ではサムスンが世界41.3%、日本67.7%のシェアで首位を占めている。トップメーカーが市場を長く開拓しても、折りたたみスマホは「ニッチ」の域を抜け出せていないわけだ。

   そこに登場したのがAppleだ。MM総研は「iPhone Duo」の投入を織り込み、日本の折りたたみスマホ市場が26年度に前年度比約2.3倍の76万台、27年度には102万台まで拡大すると予測している。

   ただ、業界の期待度とは裏腹に、消費者は冷ややかだ。同社が15~69歳の男女1084人を対象に行った調査では、折りたたみスマホを使ったことがない人のうち「購入したい」は10.0%にすぎず、「購入したくない」と答えた人は48.1%に上った。

   買いたくない理由のトップは「折りたたみのメリットがわからない」が41.7%で最多。続いて「端末価格が高い」「故障しやすい」「サイズが大きい・重い」などが挙がった。

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