閣外に出て勝負...林芳正・前総務相は高市首相に勝てるのか 「穏健保守」の旗で総裁選へ向けじわりスタート

   2026年9月17日の高市早苗首相の内閣改造は、最大の目的が「一年後の自民党総裁選の無投票再選への態勢づくり」だと見られていた。ここで閣外に去った林芳正・前総務相(65)は対抗馬として準備が事実上スタートすることになる。同時に進行した衆参の党役員交代人事などが影響して自民党内の非主流派が拡大しかねないとの見方もある。そこで林氏には勝ち目はあるのか。

  • 高市早苗首相(2025年10月撮影)
    高市早苗首相(2025年10月撮影)
  • 林芳正前総務相(2024年9月撮影)
    林芳正前総務相(2024年9月撮影)
  • 高市早苗首相(2025年10月撮影)
  • 林芳正前総務相(2024年9月撮影)

高市氏は林氏の留任・封じ込めを図ったが

   今回の内閣改造・党役員人事について、高市首相は「挙党態勢構築を名目に総裁候補を封じ込め、来秋の総裁選で無投票再選を狙う戦略」(関係者)を最優先としたとされる。林氏が閣内に残るかどうかをめぐっては、「高市首相が留任打診」「林総務相が留任意向」などとメディアでも情報が混乱したが、最終的に林氏は、閣外へ去った。

   林氏は、官房長官、外相、防衛相をつとめ、これまでに総裁選に3回出馬。昨秋の前回総裁選では、小泉防衛相、小林政調会長、茂木外務大臣とともに高市首相と争った。議員票では小泉氏に続く2位、党員・党友票との合計では、高市氏、小泉氏に次ぐ3位で、次回も出馬すれば、高市氏の有力な対抗馬となる。

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