斎藤元彦知事「フリー記者出禁を判断」で会見紛糾 「私がしゃべっている時に被せてくるのは不規則発言」とも

記者の出席に対して具体的な基準示さず

   斎藤知事は7日の会見の冒頭、「本日行事が本当に立て込んでいるため、申し訳ありませんが1時間程度で終わらせていただく」と宣言し、会見が始まった。

   質疑応答では、記者からフリーランス記者の参加を拒否する法的根拠や、表現の自由に抵触するのでは、との知事の判断に異議を唱える質問が相次いだ。

   斎藤知事は、

「当該者のこれまでの不規則な発言、そして不適切な発言を含め、総合的に勘案しまして円滑な会見運営の観点から、現時点で、定例会見の参加を受け入れることは困難であるという風に判断をした」

と説明。また、この記者が会見に参加できなくとも、オンラインで会見を視聴できることや担当部局で取材を受けることで、「取材の機会を確保している」と話した。

   今回の判断は、法令や条例に基づいたものではなく、「総合的に検討した結果によるもの」と繰り返し、最終的に知事が判断したと説明。また、知事自身が不適切な言葉を受けたことに対して「個人的な感情」では判断していないとした。

   加えて、「6月3日の会見では、知事に対して、極めて不適切な発言が不規則発言の中で威圧的、感情的対応をもって発せられた。会見上の外でも及ぶ行為が確認できた」と述べ、フリーランス記者の6月の発言については、

「一般的な社会通念に照らして、容認しがたく、他者の人格と尊厳を著しく傷つける一般的にも相当の精神的負担や心理的圧迫を受けるというものであり、極めて不適切な言葉だと思う」
「発言を容認するということは普通の感覚だと難しいと思う」

などと主張した。

   一方、記者の出席に関しては「不規則発言や不適切発言の再発の懸念が十分に払拭されたという風に受け止められることが大事だと思う」と具体的な基準は示さなかった。

   斎藤知事の発言を巡って、記者からは、

「こんな恣意(しい)的な運用で公平な県政はできるのか」
「知事は自らの説明責任よりも自らの感情が重いと判断しているように思われます」

などと厳しい指摘が続いた。

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