県の担当者の「見解」に知事が反論も
また、不規則発言について、会見に出席していた県の担当者が知事とは異なる「見解」を示す場面も。
記者が斎藤知事の発言の途中に、知事の発言に対して疑問を呈したところ、知事は「今、私が話させていただいてます。不規則発言です」と述べ、
「質問されている方以外の場面で、発言をされたということ、そして、私がしゃべっている間にも発言をして、これは不規則発言にならないのか」
と司会者に鋭い目配せしながら、見解を求めた。
司会を務める県の担当者は、
「ラリーの中で行われる、途中で意図としない質問に答えていることを言うのは、私は不規則発言とは言わないと思う。全然違うところから、質問している人とは違う人が言えば、不規則発言だと思う」
と応じた。
会見の最後、知事は司会者の回答に不服だったのか、次のように話した。
「これまでも私がしゃべっている時に、質問されている方が被せてきた場合には、司会者が何度もこっちがしゃべっているときには発言はお控えくださいということも、違う司会者が言っていますので、基本的にはやはりラリーの中であっても、こちらが発言しているときに被せてくるというのは、私は不規則発言だというふうに受け止めています」
記者から質問が飛ぶ中、知事は「次の公務がありますので、失礼します」と語り、会場を後にした。
フリーランスの記者は7日の会見後、自身のYouTubeで「極めて不適切な判断だと思う。無期限かつ明確な条件がなく、法的根拠もない。こちらとしてはどうすれば良いか分からない」と話した。また、法的な措置に関しては、弁護士に相談を行っており、検討しているという。
記者クラブは会見後、知事が恣意(しい)的に記者を選別するかもしれないという懸念があるとし、
「今回の判断は、記者クラブとして受け入れられません。開かれた知事定例会見を求めます」
と抗議する声明を出した。