"世界にひとつだけ" Just earの輝きを生み出す、ソニー・太陽のものづくり

個々の能力を最大限に生かせる環境

   ソニー・太陽は、ソニー創業者の井深大氏が、障がい者の社会参加を支援する社会福祉法人「太陽の家」の理念に賛同して設立した企業。「障がい者だからという特権無しの厳しさで健丈者(※)の仕事よりも優れたものをという信念をもって」(※障がいがなく「丈夫」な人はいるが、「常に」健康な人はいないという考え方を踏まえて表記したもの)を是とする同社においては、社員の6割以上が何らかの障がいを抱えている。

Just earの製作は専用のブース内で作業が行われている
Just earの製作は専用のブース内で作業が行われている

   「スタッフを選出する際には能力だけを見て、その人にどんな障がいがあるのかは関係ありません。チームに加わってから、それぞれ不便な部分があれば、作業環境を改善していきます。車椅子でも作業しやすいように、高さを調整しやすいデスクを自分たちで設計するなど、日常的に改善を行っています」

   個人の持つスペシャルな力を発揮するためのユニバーサルな環境を整える。それがソニー・太陽の流儀だ。

   スタッフが力を発揮するための環境への投資は、製品クオリティーへの投資と同じこと。Just earも含めてソニー・太陽が製造・制作するプロダクトのクオリティーは、そのようにして高められている。

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