<できコツ3>はやきこと風の如く!「速さ」で感動を与えよう

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   行動がゆったりしていることは「落ち着きがある」「貫禄がある」と評価されることがありますが、それは年配の人や役職がついている人にふさわしいことです。30代前半まではキビキビと動いた方が、周囲に対して良い印象を与えることができます。

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些細なことでも即日対応して、期待を超える

事務所のある四谷の空。アイデアに行き詰ったら外に出て散歩します。(野崎)
事務所のある四谷の空。アイデアに行き詰ったら外に出て散歩します。(野崎)

   凡人が普通に仕事をしても、結果は普通か、それ以下です。少しでも速く仕事ができるように意識して、効率性を上げましょう。

   武田信玄の旗印「風林火山」にならって、凡人は「疾(はや)きこと風の如く」行動することをお勧めします。前回のコラムの「時間厳守」にもつながりますが、行動を早めに起こし、スピーディに行うことで「時間の節約」にもなります。颯爽と歩いている姿も「あの人は活発そう」と周囲に印象づけ、あなたのイメージを向上させてくれるのです。

   周囲から頼まれた仕事は、些細なことであっても、時間があればすぐに取り掛かりましょう。些細なことほど後回しにしがちであり、忘れてしまうこともありますが、即日対応をすることで、相手に感動を与えられるかもしれません。速さで相手の期待を超えれば、あなたは「仕事が速い人」と見られるようになります。

   仕事がたくさん来るようになったら、限られた時間を有効に使うために、優先順位の高い仕事から手をつけましょう。優先順位は「緊急度」と「重要度」を掛け合わせて設定します。組織のポジションが上がるほど、緊急度よりも重要度の比重が高まってくることでしょう。

コツをつかむには、がむしゃらに量をこなすこと

   とは言っても、初めから効率的にスイスイ仕事をこなせるくらいなら苦労はありません。すぐにはコツをつかめないのが凡人です。矛盾するようですが、最初のころは「優先順位の低い仕事は後回しに」なんて言っていられません。

   自分の経験から考えて、効率化のコツをつかむためには、がむしゃらに量をこなす時期も必要だと思います。理屈ばかりこねていてもダメです。行動を重視しましょう。凡人は、努力で効率化のコツを得るのです。

   私も以前は、何をするにも時間がかかり、仕事量も大して多くないのに遅くまで残業していました。同時多発テロ並みに大きなミスを連発し、本当に憂鬱な時期もありました。周囲の方々に迷惑をかけた、かなりのダメ人間だったと思います。

   しかし、粘り強く量をこなすことで、次第に速く処理できるようになりました。特に定型業務は、処理経験を積むことでスピードアップが期待できます。その結果、時間の余裕ができて、非定型の業務へ範囲を広げることができたのです。

   効率を意識しながら一定の量をこなしていくと、仕事の重要なポイントが分かってきます。そのうち自然と効率的に仕事をする自分になっているはずです。凡人は何事も、楽して得られるものはありません。最初はキツくとも、後できっと楽になります。

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野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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