2024年 3月 28日 (木)

<できコツ13>「疲れた」禁句にしてタフを演じよう

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    連日残業が続くと、誰しも疲れがたまるものです。でも、周囲に「疲れているアピール」をし過ぎても仕方がないことです。むしろ、そんな中でも飄々と働いている姿を見せれば、あなたは周囲から「タフな人だ」「頼りになる」と見られることでしょう。

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「疲れた」とボヤく人には仕事は回ってこない

    あなたの身近には「疲れた」「忙しい」と呪文のように繰り返し唱えている人はいませんか? もしあなた自身がそうであったら、直ちに改めましょう。「病院に行く」といって休むか、あえて疲れたそぶりを見せないようにすることです。

    疲れも見せずに働いている姿は、「あの人も頑張っているのだから、自分も頑張ろう」と周囲に元気を与えますし、あなたがタフで頼れる人である印象を与えます。

「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」

という言葉があります。これはジェームズ・ランゲ説と呼ばれる、身体反応が情動経験より先に起こる理論を言い表している言葉です。この理論には賛否両論がありますが、私は正しいところがあると思います。私は次のように言い換えてみました。

「疲れたからボヤくのではない。疲れたとボヤくから疲れるのだ」

    私も前職では、なるべく疲れを見せないようにしていました。なぜかというと、自分が誰かに仕事を頼むとしたら、「お疲れモード」の雰囲気を出している人には頼みたくないと思ったからです。やはり、頼りがいのあるタフな人に頼みたいものです。

    「あいつはタフそうだからこの仕事を任せてみよう」。こんな風に思われることが、自分の仕事の幅を広げることにつながると考えていました。実際、「タフなビジネスマン」の自己イメージを持って仕事をしていると、疲れも吹き飛ぶものです。

野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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