アフター5の「外飲み」は「一次会で帰るようになった」4割

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   仕事帰りに、職場の仲間と一杯。高度経済成長期には、この「一杯」に参加しておかないと、会社の連絡事項を聞きそびれる、ということもあったようだ。ある調査によると、アフター5の「外飲み」に、ここ3ヶ月は1度も行っていない人が4人に1人もいるという。「一次会で帰るようになった」も4割にのぼり、不景気の影響も出ている。

最近3ヶ月「仕事帰りに飲みに行っていない」が4人に1人

お酒好きにとって「仕事帰りの一杯」はたまらない
お酒好きにとって「仕事帰りの一杯」はたまらない

   マーケティングリサーチのインテージは、ビジネスパーソンを対象に「アフター5の外飲み事情」に関する意識調査を実施し、2009年6月29日に公表した。調査対象は20~59才の男女800名。最近3ヵ月と1年前の仕事帰りの「外飲み事情」について調査している。

   それによると、最近3ヵ月以内に「仕事帰りに飲みに行った頻度」を聞いたところ、「行っていない」が4人に1人(24.5%)と最も多い。ただ、週1回以上行っている人(「週1日」~「ほとんど毎日」の合計)も21.3%を占めている。

   1年前と比べると、飲みに行く回数が「減った」と回答した人は41.9%。「減った」の割合が高いのは20代と30代の男性で、40代では男女とも5割以上は「変わらない」と回答した。

   一軒当たりの「飲み代」は、2,500~3,000円程度が27.5%、3,500~4,000円程度が34.7%、4,500~5,000円程度が23.1%。支払い金額は、1年前に比べて「変わらない」が58.4%と最も高い結果となった。「外飲み」の回数は減ったが、1軒あたりの金額はあまり変わらないということか。

20代男性「誘われたから」20代女性「会話を楽しむため」

   飲みに行く目的は「つきあい、誘われたため」が54.5%と最も高く、特に20代男性(67.9%)と30代女性(61.1%)で高い結果となった。20代・30代の女性では「会話、話を楽しみたかったため」「コミュニケーションをとりたかったため」「ストレスを解消したかったため」が、他の世代よりも割合が高かった。

   一緒に飲みに行く相手は「職場の同僚」が65.6%と最も多く、次いで「会社、職場以外の友人・知人」54.6%、「職場の上司」30.5%。男性に比べると、女性は「会社、職場以外の友人・知人」「彼氏、恋人」など会社以外の人の割合が高い傾向にある。なお、どの年代も男性の1割程度は1人で飲みに行っている。

   最近のアフター5の「外飲み」のパターン変化を聞いたところ、「一次会で帰るようになった」が42.7%、次いで「外より家で飲むことが増えてきた」が34.9%、「短い時間で帰るようになった」が30.3%、「部下や後輩とも割り勘が多い」19.5%となり、外での支払いを節約している様子がうかがえる。

   「飲み会は、職場の活性化を阻害する要因に対して、すぐれた免疫作用を持つ」という大塚寿氏の説もあるが、ギスギスした職場脱却も、財布の中身次第ということだろうか。

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