最近は、ようやく景気が上向きつつある業界も出てきているようだ。先行きが不透明ながら、派遣スタッフの受け入れによって増産計画に対応しようとする会社もある。ところが、ある会社では現場から「社員の方が使いやすいのに」という声が上がっているという。
――メーカーの工場長です。ようやく景気が上向き、最悪の状態を脱しつつあります。一時は大リストラをしましたが、いまでは増産体制に向けて工員の増員を考えられる余裕も出てきました。
そこで現場担当者との打ち合わせで、派遣スタッフの受け入れを提案したところ、課長たちが難色を示しました。
「派遣スタッフは使いにくいから、直接雇用の社員にして欲しい」と声を合わせるのです。
「仕事内容が気に入らないと、『派遣会社に言って工場を代えてもらう』と平気で言う人もいるんですよ。それに、行政の指導に沿って契約社員に切り替えてもらおうと相談すると、『いろいろ責任を負わされるのはかなわない。社員は勘弁してください』と言う人も少なくない。繁忙期でも平気で有給休暇を取るし・・・」現場の社員は、スキルが上達してきたスタッフに難しい仕事を手伝ってもらおうとしたら、「今回の契約に含まれていません。そんな仕事は社員がやってください」と強い調子で言われてショックを受けたそうです。

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