2019年 11月 15日 (金)

自分の趣味の話題を「アイスブレイク」に使う方法

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   信頼関係ができていない人と世間話をすることを「アイスブレイク」といいます。本題に入る前に仕事とは別の話をして、対話に向き合える場づくりをするわけです。

   アイスブレイクで大切なことは、相手が当事者意識を持てるような題材で話を切り出すこと。相手の趣味嗜好などを知っておくことが大事ですが、事前に把握できないときには、どうすればよいのでしょうか。

単なる自慢話になっては逆効果になる

個人的な話を会話のきっかけにするコツがある
個人的な話を会話のきっかけにするコツがある

   世の中には、達人の域となった趣味を持った人もいます。経済評論家の森永卓郎さんは、ミニチュアカーやフィギュアの有名なコレクターで、趣味の話をする時には日本経済以上に止まらなくなるそうです。

   知人の上場企業の社長には絵画が好きで、絵画に関する知識が半端ではない人もいます。「将来、社長をやめたら世界中の美術館めぐりをすることに決めている」そうで、会社のビジョンを語るのと同じくらい、熱く絵画のことを語ります。

   ここで問題ですが、自分の趣味の話は仕事でも役に立つのでしょうか。私は相手の興味を引くような形で披露できれば、仕事で使えるネタになる可能性は高いと考えます。ただし、

「趣味に対する問題意識が高く、真剣に取り組んでいること」
「趣味の話が自慢話にならないこと」

が大切です。

   ちなみに私なら、日本酒の話題をすることになるでしょう。手前味噌ながら日本酒はきき酒師の資格を持ち、「名誉きき酒師」として長年日本酒の普及に貢献してきました。ある意味で極めた趣味とも言えます。

   とはいえ「酒を浴びるようにたくさん飲んだ」といった下世話な話や「飲み屋に関する知識披露」は微妙です。「そうそう、あの居酒屋いいよね」と盛り上がることもありますが、「日本酒は苦手だ」とか「病気で酒は控えているのだよ」と返されたらどうしますか? 一瞬で場が凍ることでしょう。

   そこで、日本酒=「売り上げが減少気味の商材」と捉えて話題を切り出したとしたら、どうでしょうか。

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。「高城幸司の社長ブログ」
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