2024年 4月 25日 (木)

楽しそうに仕事をする人のところに、おいしい仕事が寄ってくる

あえて3か月間「楽しいと思い込んでみる」

   実は私は入社当時、営業以外の部署を希望していたこともあって、営業の仕事は楽しくないなあと思っていました。しかし、上司や先輩たちから、

「つまらなそうな顔していると取り残されるぞ。新人には元気くらいしか取柄がないんだから」

と言われ、カラ元気を出していました。ところが不思議なもので明るく元気にしていると仕事が集まり、売れるようになって本当に楽しい状態になっていきました。

   「楽しそうに仕事をする」ことで、「次の仕事や協力者が集まる」→「成果があがる」→「権限や金銭的な報酬が得られる」→「仕事が楽しくなる」のサイクルが始まるわけです。

   「でも営業は毎日忙しいし、しんどいことも多いから無理」と感じる方も多いと思います。それを承知で、私はあえてお願いしたいと思います。「騙されたと思って3か月間、楽しいと思い込んで欲しい。楽しいフリでもいい」と。

   「営業をすると学べる、得する」「お客様と会えることは楽しみ」「経営者にお会いできるので勉強になる」などと、いいことを思い浮かべて「だから営業は楽しい」と思って行動をしてください。そのうちに本音で楽しいと感じることができるようになるはずです。(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
高城幸司:今どきの営業マン 超育成法
高城幸司:今どきの営業マン 超育成法
  • 発売元: すばる舎
  • 価格: ¥ 1,470
姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中