2020年 7月 13日 (月)

違法駐車をネットでさらし者に! ロシアの恐怖アプリが広告賞受賞

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毎日酷使する現代人の目にビルベリー由来アントシアニン!

   前回も紹介した「カンヌライオンズ」(国際クリエイティビティフェスティバル)には、今年(2012年)から「モバイル部門」が新設された。スマートフォンを使ったプロモーションが、今後重視されてくることの表れだろう。

   最初に、金賞を受賞した「PARKING DOUCHE」を見てみよう。ロシアのオンライン・シティガイド「ザ・ヴィレッジ」は、社会問題になっている駐車違反に対する読者の注意を引こうと頭をひねった。その結果、駐車違反をする車のナンバープレートを市民に撮影してもらい、ネット上にさらすことを考えついた。

ご近所さんの画面に「迷惑車両」が割り込んでくる

違法駐車という社会問題をスマホで解決する「PARKING DOUCHE」
違法駐車という社会問題をスマホで解決する「PARKING DOUCHE」

   駐車違反をする車に道をふさがれて困った市民は、特製のiPhoneアプリでその車のナンバープレートを撮影し、車種や色を入力する。エントリーボタンを押すと、IPアドレスが近い地域の読者が見ている「ザ・ヴィレッジ」の画面に、その車の写真のアバターが登場して、記事の閲覧を妨げ始める。

   当然読者はこれにいらだつが、これを消すには、この車の情報をフェイスブックに投稿しなければならない。「SHARE TO REMOVE」というボタンを押して無事に投稿を完了すると、ふたたび安心してサイトを見ることができる。

   投稿された情報は、フェイスブックだけでなく、ツイッターやタンブラー、ピンタレストといったSNSで、ネット上に拡散する可能性がある。

   この情報を見た「友達」は、迷惑な違法駐車がネット上にさらされるリスクを学習し、自分も気をつけようと思うだろう。車の持ち主が分かる人の目に触れれば、「お前の車で困っている人がいるみたいだぞ」と連絡が行って、移動してもらえるかもしれない。

   こんな他人の逆恨みを買いそうなアプリは、日本ではとても流行りそうに思えないが、このアイデアを何かに使えないものだろうか。

   たとえば、迷子の写真を投稿すると、デジタル捜索写真として近くにいる人のサイトに表示させるとか、美味しかった飲食店の写真を投稿すると、店の近くに来たときにクーポンが発行されるとか…。

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