2018年 8月 15日 (水)

出入り業者の悲劇を取り上げた「ミニ事件簿」に公務員批判

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   大分合同新聞の2012年9月10日付け「ミニ事件簿」が取り上げたエピソードがひどいと、ネットで話題となっている。市内の公務員男性が上司と早朝ウォーキングの約束をしたとき、偶然通りがかった出入りの業者に冗談で「あんたも来るんで(あなたも来なさいね)」と声をかけた。

   声をかけた相手は、20代の男性会社員。誘いを信じた彼は、翌日の午前5時半に約束の駐車場で待っていたが、2人はそれに気づかずに車で出発してしまった。澄んだ空気に癒やされて職場に戻った公務員たちは、昼ごろの電話で事の次第を知らされて「次は一緒に行こう」と彼をなだめたという。

誘いを真に受けるべきではなかったのか

   「ミニ事件簿」は、1979年から続く大分合同新聞の名物コーナー。うっかり朝食を2度食べてしまった警官や、温かいマンホールの上で丸まっている野良猫の様子など、ほのぼのした話題を取り上げることで人気だが、今回ばかりはネットには殺気立ったコメントが寄せられている。

「取引先へのパワハラじゃないかよ」
「民間の下請けは辛いな。人間として見られてない」
「特権意識を振りかざす屑は死んでいいと思う」

   公務員は倫理規定で、出入り業者とのプライベートな付き合いを禁止されているはずなので、「(誘いを)真に受ける業者がアホ」と擁護する人もいるが、圧倒的な少数派だ。

   冗談だと高をくくって、もしも行かずに「出入り禁止」になってしまったら大変な失態になってしまう。そんな迷いの中で、朝早く起きて身支度をしたのかもしれない。

「置いていかれた業者の人は、顔面蒼白になったことだろうな。気の毒に」
「民間企業の苦しみを知らないから言える冗談」「まじで、最悪だわ」

   ちょっと大げさすぎる批判にも思えるが、常日頃、発注先から仕事をもらうために緊張を強いられている業者側にいるネットユーザーからすると、笑って済ませることはとてもできなかったようだ。

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