2024年 4月 20日 (土)

がん治療に「選択肢」を 先進医療と「保険」の関係

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ただし先進医療や自由診療は「保険対象外」

   これだけみると、日本の手厚い保険制度の下では医療費の心配をする必要はないと思うかもしれないが、そうとばかりは言えない。陽子線治療などの先進医療の技術料は、公的医療保険の対象外であり、健康保険が適用されないからだ。

   先に紹介した名古屋陽子線治療センターの治療費は、入院費や検査料抜きで約288万円。病院によっても異なるものの、通常250万円~300万円程の負担は免れない。いくら命のためとは言え、家計へのダメージは大きい。

   さらに、未承認の医薬品などを利用したい場合も「自由診療」となり、全額自己負担になる。がん治療の選択肢は広がるが、その分、高額な治療費がかかってしまうことは否めないだろう。

   もちろん早期発見であったりすれば、「高額療養費制度」が受けられる健康保険適用内の治療で十分ということもあるだろう。しかし、進歩する先進医療を受けるためには、その費用をカバーできる医療保険に自分で加入しておくに越したことはない。日ごろからこうした制度や保険について、知識を深めておくべきだろう。

アメリカンホーム保険が、がん経験者が抱える「従来のがん保険に入れない」という悩みに応えるため、開発したがん保険。過去2年以内にがんで入院・手術をせず、健康状態に関して一定条件を満たしていれば、お申込みいただけます。※告知いただいた内容によってはご加入いただけない場合があります。
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