2021年 6月 18日 (金)

「40歳定年制」の時代に求められる「自分の未来に投資する」働き方

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「万一のための基礎体力づくり」をしながら働くこと

   中山氏の会社員時代は、全社売り上げの8割、利益の7割は彼が率いる部署が上げていたという。しかしいくら頑張っても、周囲は「みんな敵」と思える日が続いた。

   寝る間を惜しんで仕事をしているのに、社長は銀行との会食に呼び出し、部下は「報告書のチェック」や「クレーム処理への同行」を頼み、クライアントは飲み会に誘うなど足を引っ張るばかり――。そんな傲慢な思いに駆られていたこともあった。

   しかし独立した今では、すべての仕事を自分で抱え込み「人を育てなかった自分が100%悪かった」とか、「あの環境のおかげで力がついた」と思えるようになったそうだ。そして、過去の苦しい日々が「未来への投資」になったのだという。

「こんなに大変な思いをしているのに、自分への見返りは少ない。そのことは間違いではないし、そう思うのも当然という側面もあります。しかし、そのように一つひとつの課題を乗り越え、難局を突破していくことが、万一のための準備であり、基礎体力づくりになるのです」(中山氏)

   会社で生き残るにしても独立するにしても、「仕事の基礎体力」は欠かせない。任天堂の岩田聡社長は社長に必要な資質として「一番当事者意識が高い人」をあげ、「あらゆる事柄を『自分事』にできる人、『どうにかする』ということに執念があり、せっかちになれる人」が社長に適しているという。

   すべてを抱え込んで潰れてしまう人では困るが、「『会社のため』は『自分の未来のため』」(中山氏)という考え方で多くの仕事に立ち向かえる人が、結果的にいつか「会社で大きな裁量を持てる力」や「会社から自由になれる力」を得ることができるというわけだ。

「40歳定年制」どう思いますか?
賛成(40歳以上)
賛成(40歳未満)
反対(40歳以上)
反対(40歳未満)
その他
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
中山マコト:フリーで働く前に!読む本
中山マコト:フリーで働く前に!読む本
  • 発売元: 日本経済新聞出版社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2013/09/07
姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中