SBホークスの笠井和彦社長が死去

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   福岡ソフトバンクホークス球団社長で、オーナー代行も務める笠井和彦氏が2013年10月21日、肺カルチノイドのため東京都内の病院で死去した。76歳だった。告別式は近親者で行い、後日ソフトバンク主催のお別れの会を開く。

   富士銀行(現みずほ銀行)副頭取、安田信託銀行(現みずほ信託銀行)会長などを経て、00年にソフトバンク取締役に就任。球団が発足した05年から社長兼オーナー代行を務めていた。

   ソフトバンクの孫正義社長は、

「誠実かつ公平無私、人情味あふれる御人柄ゆえに、笠井さんを慕う幹部や社員も数多く、常に後に続くわれわれの指針でありました。今に思えばどれだけ多くのものを譲り受けたか計り知れません。ソフトバンクが、この 10 数年間で、ブロードバンド、固定通信、携帯事業へと幅広くビジネスを拡大し、世界的なモバイルインターネット企業への変貌を成し遂げることができたのは、笠井さんの多大な功績によるものです」

と追悼コメントを出した。

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